パンフレットより
作・演出より
ー10年・・・よく言われるように「あっ」という間でもあり、反面継続することの難しさを思い知らされた歳月でもある。時の経過は必ず変化を伴うからである。
ダイオキシンやエボラ、ゲーム脳などが取り沙されていた頃から、蝕まれていく現実に私の作品にもいつしか未来への警告という強いメッセージが込められていったー
この世を良くも悪くもするのは人の心の「在り方」だと駆り立てられながら
残念ながら10年たった今、浸食は地球規模にまで進みつつある。叫ばれる温暖化の中で生態系は異常さを増し、あの 馴染み深い「カエル」すら激減していることをご存じだろうか?
近い将来、博物館か図鑑でしか、カエルを知らない人が増えるのだろうか?
ーそんな中で
ーこれからも私はずっとメッセージを発信し続けていくのだろうかー